便座さんです プチ日記  Since 1999.3.29  表紙  日記過去ログ一覧  貧乏レシピ(毎週 水曜24時更新)  『ナグラる』     ブックス(2008.11.08更新)   メール


7月30日(金曜) 深夜

 自己啓発本で「自分を責めない」という文言を読んで、さっそく実行している同僚A君というのがいるんですが。

 A君は先日、仕事でポカミスをしたとき、つい自分を責めてしまった。その直後、「しまった! 自分を責めてはいけないのに責めてしまった!」と思ったらしいのだが、しばらくして今度は、「自分を責めてしまった自分」を責めていることに気づいて愕然としたというから可笑しい。

 結局、「自分を責めてしまった自分」は責めずに許すことにして、単純に自分を責めることで落ち着いたというのがコトの顛末。

 だったら自己啓発本なんぞ読んでないのと同じではないか。…と喉元まで出かかったものの、けなげなA君を前にしてなんとか思いとどまりました。

 

7月29日(木曜) 深夜

 最近ロマンチックなので、宇宙(そら)のことを考えることが多いんですが。

 いろいろと話題になっている国際宇宙ステーション、あれはどうなんだろう。我々の「領地」である地球から勝手にはみだして、我がもの顔で浮かんでいるというのは、いささか厚顔なのではないか。宇宙人の方々がご覧になって、心証を害されたりしたら大変である。

 そうはいっても、研究のためには地球外に存在し続けなければならないのだろう。だとすれば、あらかじめ謝罪しておく(ありていに言えば謝罪のポーズを示しておく)ことが重要であると思われる。宇宙人の方々も、低姿勢なものには弱いのだから(たぶん)。

 国際宇宙ステーションには幸い、大きな太陽光パネルがある。その一部を使って、宇宙人の方々へのメッセージを表示させることはできないものか。こうすることによって、我々は大いなるおめこぼしを獲得できるのだ。

 謝罪と謙遜とゴマすり。宇宙人対策はこれに尽きると、たしかアインシュタインも言っていたような……。

 以前にも似たような日記を書いたことがあるのをふと思い出しました。

 

7月27日(火曜) 深夜

 最近ロマンチックなので、そういった類の写真ばかり撮っております。

 本当に恥ずかしいので、自分への見せしめとして。

心が洗われるような夕焼け空。ああ、私は夕焼けが嫌いではない! 比較的好きであるといっても過言ではない!!
 
ベランダの室外機から流れたるアマゾンのごとく雄大な河の流れ。恒久の大自然にしばし言葉を失う。

 どやっ! ワシの写真はおぱんぽんよりかええやろっ!? …照れ隠しって、どうしても大阪弁になりますネ。

 

7月26日(月曜) 深夜

 最近、頭のうえに缶コーヒーを乗せるのが流行っているようです。

 近所に住んでいるお洒落なおじさんも、もちろん毎日乗せておられます。

 もしも、まだ乗せたことがないというかたがいらっしゃったなら、ぜひお聞きしたい。どうして頭のうえに缶コーヒーを乗せないのですか!? と。

 ただし、バイクに乗っているときは、頭のうえに缶コーヒーを乗せてはいけない。なぜなら、落ちるからです。

 

7月22日(金曜) 深夜

 本日の短足。

 こういう格好、ぼくが小学生の頃も一瞬だけ流行ったことがあるけれど、それはあくまで「短足!」という自虐ネタとしてであって、当時はまさかこんなのが「素」で流行する時代がくるとは夢にも思わなかった。世の中、ほんとに分からないものである。

 ちなみに近所のスーパーでバイトしてる男子高校生も、みんな店の制服のズボンをずり下げていて可笑しい。こうしないとダサいってことになっているのだろう。店側としては注意したくても、どう注意すればいいか分からないのかもしれない。

 でもこの着こなし、もっとぼくが思春期だった頃から流行ってくれたらよかったのにとも思う。なんとなれば、足の短さをカモフラージュしてくれるから。

 そういや「ちょんまげ」も、そもそもは殿様のハゲを隠すために定められたものと聞く。ちょんまげ、また流行ってくれないかなァ……。

 

7月21日(木曜) 深夜

 前々回の日記で紹介したラーメン屋「はなふく」が来月いっぱいで淡路島に移転してしまうことを知って、大いにショックを受けています。

いつも行列のはなふく 食べる前のはなふくラーメン

 ラーメンといえば中学生の時分、初めて「天下一品」の濃厚ラーメンを食べたときの衝撃が突出して大きかったものの、そのあと天下一品の味にもすっかり慣れ、慣れたと思ったら全国チェーン化してどんどん普通な味になっていって。

 おとなになってからはいろんなラーメン店でいろんなラーメンを食べる機会があったけれど、そんなに大きな衝撃を受けるようなこともなく(ただ、伏見大手筋の「大中ラーメン」はあまりにもちょうど良すぎて、自分のなかでラーメンというより「大中ラーメン」という食べ物ジャンルに分類されてます。ほとんどの人には分からないローカルな話題ですみません)。

 そんななか、齢三十代にして唯一「うおっ!」と衝撃を受けたのが、このラーメン屋「はなふく」なのでした。なんなのだ、この美味しさは。

 なのに来月いっぱいで淡路島に移転。その理由はどうやら、店主のブログに書き込まれた心無いコメントが発端となっているらしい。一番好きなラーメン屋が京都から淡路島に移転してしまうほどの影響力を持つインターネット。

 …って、ブログやん!! ブログへのコメントで移転?? 京都から淡路島まで!?

 それだけブログの影響力がすごいというより、こんな影響力ならないほうが余程いいと心から思った本日。

 

7月20日(火曜) 深夜

 看板なんかで赤色ペンキが先に退色して、黒色ペンキの部分だけが残るというのはよく見かける光景だ。

 そのせいで意味がまったく通じなくなっていたりするのだけれど、これなんかはどうだろう。

  もともとは「禁煙」だったと思しきステッカーが、「たばこ吸おうぜ、スモーキングカフェ!」みたいなことになっていて溜飲が下がる。

 

7月19日(月曜) 深夜

 いちばん好きなラーメン屋のひとつである伏見の「はなふく」で、鶏とんこつラーメンを食べた本日。

 ここの鶏とんこつラーメンはまさに絶品で、コク満点の濃厚スープなのにクドくなくて澄んだ上品な味わいを楽しめる。さらにチャーシューが最高にすばらしく、噛まなくてもとろけるような柔らかさの中に優しい風味が口いっぱいにひろがる。

 ただでさえ行列になる店なので、正直あまり人に紹介したくないのだけれど、たまらず書いてしまいました。

 そんな「はなふく」の鶏とんこつラーメンがこれだ!!

  写真を撮るのを忘れてほとんど食べ終えてしまうくらいに美味しいラーメンです。はい。

 

7月16日(金曜) 夜

 このまえ教育テレビでやっていて知ったことなんですが。

 デジカメ(もしくはカメラ付き携帯)の画面で見ると、リモコンの先端から投射される光が写るんだそうで。

 ほんまかいな? と実際に試してみたら、本当に写ってました。

リモコンのボタン押さないとき リモコンのボタン押してるとき

  どうしてこんな現象が起こるかというと、リモコンには人間の目には見えない赤外線が使われているのだけれど、デジカメはそれを光として捉えてしまうから赤く見えるんだそうで。

 光として捉えたところで、それがそのまま液晶画面に反映するなら「人間の目には見えない赤外線」として表示されそうなものだけれど、詳しいことはよく分かりません。それよりもまァ、実際にこうやって写るというビックリのほうが大切ということで。

 写真は真実をうつすわけですから、リモコン先端から赤い光が出ているのが「真実」ということになります。我々の眼は真実を見ているのではなく、(蝿の複眼を通じた映像なんかと同じく)あくまでも「人間の見えかた」を知覚しているに過ぎないというわけですな。

 

7月14日(水曜) 深夜

 以前からコンスタントに一日100件超のスパムメールが届いておるわけですが。

 実際のところ、文面をざっと流し読みして、それらしきメールはすべてスパムと判断。そのまま削除ボタンを押しているのが実情である。もしかすると、一見スパムっぽくても、実は丹精込めて書かれた貴重なメールかもしれないではないか。

 そこで今回は、それらしきメールにも一通一通、心をこめて返信してみました。一通だけですが。

−−− 

 はい、今回心を込めて返信するメールはこちら。

 

 もしかしたら、ちゃんとしたメールかもしれないので、真剣にお返事をしていきます。

 このメール、実際に送信してみたんですが、送信者がアドレスを偽装していたので自分に返ってきました。

 

7月13日(火曜) 深夜

 京都は宇治の界隈に「ハイクラスマンション」というマンションがある。

 駅から徒歩3分の3LDKで家賃6万7千円なら結構安いと思うのだけれど、なにしろハイクラスマンションである。ここに居を定めれば、住所も「ハイクラスマンション○○号室」になるわけだから、年賀状を書くときなどは誇らしい気持ちを味わえること請け合いだろう。

 ただ、本当にハイクラスなものって、自らあまりハイクラスって言わないような気もしたり。

 たとえば、バーバリーのポスター広告がこんなだったらどうか。

 お、意外とイケますな!!

 

7月12日(月曜) 深夜

 本日のおうにんさんです。

 いったい何なんだ? と思って正面から見てみたんですが。

 たくさんの傘にソファ、そして小さなバリケード。ますます分からなくて、しばらく立ち尽くしてしまいました。

−−−

 そして本日の壷庭。

 坪庭といえば京の町屋ですが、この壷庭は伏見の京町通りというところにあります。上を自動車がびゅんびゅん通るので、背丈1センチ以上は伸びられないというストイックさが魅力です。

 ついでに本日の壷マイクケリー。

 何がどう壷なのか、もはや自分でも全く分かりません。

 

7月9日(金曜) 深夜

 最近更新が滞りがちなのは、カラスを飼い始めたからっス。

 …と、どうしようもない駄洒落をさりげなく織り込んでみましたが。

 カラスを飼ってるというのはウソですが、飼いたいなァと以前から思ってるのは本当です。あのコンラート・ローレンツも飼ってたみたいですし。

−−−

 以前、同僚宅のホームパーティーに呼んでもらったとき。

 いろいろ手料理を用意してくれていて、そのほとんどが美味しかったので「おいしいですねー!」を連発していた中、ポテトサラダだけ味がものすごく薄くて、正直言うと ちょっと不味くて。でもそんなこと言うわけにもいかず、ただ黙って「うん、うん」と曖昧な相槌を打っておったわけですが。

 すると歯に衣着せぬ先輩Kさんいわく、「このサラダ、もうちょっと塩入れたほうが美味しいんじゃないですか?」。

 「あー、やっぱり。私も味薄いと思っててん」と言いつつ家主の同僚が塩を加えて作り直してくれたポテトサラダは、確かにグッと普通の味になっていた。

 そこでぼくが咄嗟に言ってしまったセリフが、「うん、塩加えてグッと大丈夫になりますたよ!!」。

 つい本音がポロっと出てしまったわけだが、当然のことながら家主からは、「塩加える前は大丈夫じゃなかったんやね」と嫌味を言われ、返答に窮して「い、いえ、そういうわけじゃなくて。塩加える前も大丈夫だったんですけど、より一層大丈夫になったというか……」としどろもどろになって、余計にマズい空気になってしまったりで。

 料理番組のコメンテータなんかも、ついうっかり「うん、これ大丈夫です!」とか言ったりしてほしい。

 

7月7日(水曜) 深夜

 七夕なので近所のスーパーになぜか塗り絵が。

 見れば見るほど、創造性ってなんなのだろうという素朴な疑問が頭から離れなくなってきます。

 

7月6日(火曜) 深夜

 バーゲンで買った服をすぐに着ていくと、バーゲンで買ったことがバレバレっぽくて照れくさいというのがある。

 そんなの誰も見てねえよ、自意識過剰だよと言われるかもしれないが、この時期に新しい服を着ている同僚に「もしかしてバーゲン?」と訊くと、ほぼ100%の確率で(そして露骨に嫌な表情をされながら)「そうですけど…」という返答を得ることができる。

 なので、買った服はなるべくならしばらく寝かしておきたいのだけれど、買ったらすぐに着てみたくなるのが人の常。

 そこで今回のバーゲンでは一計を案じ、買うものをことごとく長袖シャツやジャンパーといった秋物に集中させてみた。こうすれば半強制的に秋まで着ることができないし、秋にもなればよもやバーゲンとは勘付かれないだろうという算段である。

 …というわけで買ったもんがこれ(バーゲンで買った洋服を公開するなんて、オフィスレディーのブログみたいで我ながら誇らしいです)。


ザ・サマーバーゲン 2010!!

 せっかく買ったのに秋まで着れないというのが、これほどまでにつまらないものかと愕然としております。

 あと、これら一連のことを辛抱たまらなくなって同僚に包み隠さず話したところ、「頭おかしいんじゃない?」と言われました。

 

7月5日(月曜) 深夜

 日々の記録でも。

なんだかどうでもいい感じの地名。もしかすると歴史的な謂れがあるのかもしれないけれど、なにしろ「棒鼻」ですからねえ。
 

アナコンダって大ヘビの一種でしょ!?まさかヘビの切り身??
気になってウィキペディアで調べてみたところ、

◆アナコンダ
ボア科アナコンダ属に属するヘビの総称。有名な種としてオオアナコンダとキイロアナコンダがあり、単にアナコンダと言った場合はほとんど前者の方を指す。
◆キングクリップ
アシロ目アシロ科に属する魚。リングとも呼ばれる。体長2 m。南アフリカなど南半球の国々では重要な食用魚である。

とのことで、キングクリップという魚の切り身だったわけですが、だったらアナコンダは一体なんですのんっ!?
 

アナコンダのキングクリップを購入する勇気はなく、夕食は塩さばの贅沢煮&日本酒に合いそうな小皿各種をこしらえて。冷酒5合飲んで自分でも分かるくらい上機嫌。

 …とまァ、このように平凡極まりない日々を過ごしております。

 

7月2日(金曜) 深夜

 勤務帰りの電車で、向かい側の座席に100円玉が落ちているのを見つけた。おまけに周囲に乗客はいない。

 一瞬「おっ!」と思ったけれど、失敬しようと思う気持ち20%、そのままにしておこうという気持ち80%くらいで、見て見ぬふりをした。中学生の頃だったらカンペキに盗っていた状況である。自分の精神的成長をちょっとだけ褒めたくなった。

 しばらくしたら、次の駅でOL風の女性が乗ってきて、そのまま100円玉の上に腰掛けたので驚いた。えっ? 100円玉の存在にすら気づかなかったのか、それとも一旦おしりの下に敷いてキープしておき最後に回収する作戦なのか!?

 その女性は結局、100円玉を座席に残したまま終着駅で下車していった。失敬しようと思う気持ちを20%に抑えられたことに喜んでいた自分がなんだか莫迦みたいに思えてきて、なんだか悲しくなった本日でした。

 後から思えばあの女性、ぼくがジッと見ていたから最後に回収できなかったのかもしれまんけどね。違いますか。

 

7月1日(木曜) 深夜

 職場の同僚から、「名倉さんってスナフキンズに似てますよね」と言われた。

 「えっ、スナフキンズって?」
 「知らないんですか。ほら、ムーミンに出てくる」

 スナフキンなら知ってるけれど、スナフキンズ。彼(ら?)はコンビか何かだったんでしょうか。

 「は〜い、スナフキン1号でーす」「2号でーす」

 ムーミンに出てくるスナフキンは1人だからいいけど、3人とかいたらきっと鬱陶しいことこの上ないと思います。

−−−

 そして本日のタイル。

 階段の小さな出っ張りにも切ったタイルがあしらわれていて、一見するととても丁寧な感じですが。

 よく考えたら、階段の途中にこんな出っ張りが出現する時点で計画性あらしまへんですね。

 根底のゾンザイさを小手先の丁寧さでとりつくろう。…あ、だから妙にシンパシーを抱いて写真撮ったのか。

 

6月30日(水曜) 深夜

 サッカーの日本代表も負けてしまったので、おとなしくNHK教育の「きょうの料理」を見ていたところ。

 料理の先生の手際があまりにも悪くて、つい微笑みそうになってしまった(といってもまァ、ぼくなどはもっともっと手際悪いんですが 。あくまでも、プロとしては別格レベルの手際の悪さということで)。

 今回は「ゴーヤと牛肉のチャンプルー」だったのだが、ゴーヤの綿はちゃんと取るようにとおっしゃいながらも種が残ってたり、フライパンの縁にさりげなく肉片がこびりついていたり。

フライパンの縁に牛肉! おい志村、横!!

 で、見かねた生徒(助手)役の人が先生の目を盗んで、横からこっそり肉片を取り除いたり。

画面の脇から突然ヌッと現れた生徒の箸

 この番組、生徒役の人のほうが料理上手だろうと思う回がときどきあるんですが、どうなんでしょうねえ。ギャラも生徒のほうが高かったりして。

 

6月28日(月曜) 深夜

 週末は職場の同僚と山登りに行く予定だったのが、あいにくの雨天で。

 仕方なくウチに集って飲んだり食べたりしていたわけですが。

 来客となるとつい見栄を張って、生活グレードが一段高くなってしまう。

 昨日まではビール&エアコン&ウォッシュレットだったのが、本日から再び発泡酒&扇風機&非ウォッシュレットに逆戻り。

 下から上への順応はアッという間なのに、上から下への順応には時間がかかるなァと改めて。

 

6月24日(木曜) 深夜

 自分の言動について周囲からごちゃごちゃ言われて鬱陶しいとき、「オレのことは放っといてくれ!!」と叫びたくなることはないだろうか。

 ただ、これを本当に口にすると、その先には世にも恐ろしい展開が待ち受けている。

 たとえば、思わず「オレのことは無視してくれ!」と言ってしまったとしよう。で、この言葉が即座に実行されるとどうなるか?

 「オレのことは無視してくれ!」
 「……」
 「なんだよ、返事くらいしろよなっ」
 「……」
 「なんで黙ってんだよ!?」
 「……」
 「おまえ馬鹿にしてんのか??」
 「……」

 無視してくれという頼みを実行しているのだから、その頼みに対しても返事をしないのは当然のことである。「オレのことは無視してくれ!」「オーケー!」なんて会話になったら、それこそコントのような矛盾になってしまう。

 そしてさらに恐ろしいのは、無視してくれといったん頼んでしまうと、それをを取り消せなくなるということ。

 たとえば翌日。

 「昨日はオレのこと無視してくれとか言って悪かったな。ちょっとイライラしてたもんでさ」
 「……」
 「なんだよー、まだ怒ってんのかよ」
 「……」
 「ひょっとして、まだ無視してるわけ? もういいから!!」
 「……」
 「ちょっと待てよ! もう無視とかいいって言ってんだよ!!」
 「……」

 無視してくれといったん頼まれたからには、何を言われようとも無視し続けるのが掟だから仕方ない。

 したがって、無視してほしいときがあっても、 時間限定で「オレのことは4時間無視してくれ!」等と言うか、合図を決めて「オレが手を叩くまで無視してくれ!」等と言うかするのが望ましい。

 いささか迫力の無いセリフになってしまうけれど、一生誰からも無視されるよりはマシでしょ?

 

6月23日(水曜) 深夜

 本日気づいたことをふたつみっつ。

 …こんな、誰もツイッターにさえ書かないような独り言を、わざわざホームページエディタで編集してFTPソフト使ってアップロードしているという事実に最近、我ながら驚愕の思いを禁じえません。

 

6月22日(火曜) 深夜

 ワールドカップを見ていてすごいなァと思うのが、選手がみな自分からボールを取りにいっているということ。

 球技が苦手でサッカーなどは目を覆いたくなるようなありさまだった身からすると、これが信じられない。ボールなんか取るから失敗してみんなに叱られるんであって、一番いいのは試合のあいだずっとボールに触れずに済むことである。

 ゴールキックなんかでも、「ここはオレでしょ」みたいなセリフを聞くと耳を疑ってしまう。キックなどはなるべく他の人に任せたほうが無難にきまってるではないか。というより、そもそも選手として出場するのがいけないのであって、控えの選手として過ごしているほうがどれだけ気が楽だろう。

 こう考えると、各国の出場選手はものすごい貧乏くじを引かされているように思えてならない。おまけに、勝てば勝つほどたくさんの試合に出なくてはならず、拘束時間も長くなるわけだから、こんな不条理な話はない。頑張れば頑張るほど損する、とは正にこのことである。

 出場選手ではない皆さん、ほんとにツイてらっしゃいますよ。

 

6月21日(月曜) 深夜

 咳がなかなか治らないので、とうとう医者に行ってきました。

 診察時には当然ながら病歴を訊かれるのだけれど、ずいぶんと間があいているからバツが悪い。

 医者:「39度台の高熱が出たっていうのはいつですか?」
 ぼく:「今月の1日なんですけど…」
 医者:「ずいぶんと前ですね。それから今まで受診してないんですか?」
 ぼく:「はい、勝手に治るかと思ったもので…」
 医者:「で、咳が続いてるというわけですね」
 ぼく:「そうなんです。とくに夜になるとひどくて」
 医者:「じゃあ、ちょっと喉見せてもらいますね。はい、口を大きく開けてください。あー、喉、荒れてますねえ」
 ぼく:「荒れてますか」
 医者:「こんどは胸の音聞かせてもらいますね。はい、ちょっとシャツあげてください。うーん、音はきれいですけどねえ」
 ぼく:「はァ」
 医者:「とりあえず抗生物質で治療して、それでもよくならなければレントゲン撮ることにしましょう」

 …とまァ、こんな間の抜けた調子で診察は無事終わり、処方された薬が4種類。

 抗生物質に咳止め薬、抗炎症薬、去痰薬というラインナップで、咳がとまらないだけなのに大層なことだなあと思いつつも、これで早く治ってくれればありがたい話なので、ちゃんと飲んで様子を見てみようと深く心に誓った本日。今年に入って最初の誓いです。

 ちなみに風邪には抗生物質は効かないけれど、風邪っぽい症状の中には細菌感染による炎症も多くあり、その場合は抗生物質がよく効くんだそうで。高熱が出たらウイルス性の風邪だとシロウト判断せず、医者に行って薬を出してもらうほうがいいようです。

 高熱でうなされているとき、ひとりで医者に行く気力があるかどうかはまた別の話ですが。

 

6月18日(金曜) 深夜

 ワールドカップが始まったとたん、にわか評論家になってる人がいておもしろい。

 「あそこではディフェンスがこう回り込むべきだったんだよ」とか「あのシーンであの選手使ったのは失敗だね」とか。こんな言葉をなんの臆面もなくおっしゃるものだから、聞いていて思わず笑いそうになってしまうんである。

 たしかにそうなのかもしれないけれど、誰もがわかるようなことをシロウトが試合の後にあれこれ言うのって、恥ずかしくないんだろうか。例えていうなら、時限爆弾の処理で赤いコードを切って爆発した映画のワンシーンを見て、「あそこでは白いコードを切るべきだったんだよ」とウンチクを垂れるみたいなというか。

 あと、ツイッターとかで試合の様子を逐一報告している人が多いのにも驚く。「一点取られたなう!!」とか「ペナルティキック失敗〜!!」とか。ニュース速報のつもりかもしれないが、本当に知りたい人はワンセグとかテレビ中継とか見てるだろう。

 でもまァ、会話もブログもそもそもほとんどが無駄なものなのだし、にわか評論もツイッター速報も大いに結構なのかもしれません。

 

6月17日(木曜) 深夜

 ずいぶんと前に、「うまい棒が以前よりも短くなっている。このまま短くなり続けたら、うまい輪だ」みたいなことを書いた気がするのだけれど。

 先日スーパーで、本当に売られていたので驚いた。うまい棒をそのまま輪にした、うまい輪。

 それにしても、いざ実物を目の前にしてみると、どうも食指が動かない。やはりうまい棒は「棒」だからいいのであって、いや、うまい棒だけでなく、たいていの「棒」は輪になるとつまらないのではないか。

 だったらその逆ならいいかというと、指輪が指棒になってしまうわけで、これもなんだか台無しな感じである。

 「棒は棒、輪は輪」

 …書いてみて一瞬、格言っぽいと思ったけれど、ものすごく当たり前ですね。

 

6月15日(火曜) 深夜

 カーネギーメロン大学の「メロン」が……。

 あのメロン(麻原彰晃さんの好物としても有名になったおいしい果物)ではないことを、つい本日知りました。いやー、世の中知らないことだらけですな。

 実を言うと、カーネギーメロン大学と聞くたびに、なんとなく頭の中で「ネギ」と「メロン」を思い浮かべていていたのでした。青野菜とウリ科の匂いがあいまった、あまり美味しそうとは言えない取り合わせの感覚が鼻をつくようなかんじで。

 ネギが違うことはもちろん分かっていたけれど、メロンも違ったか。

 メロンパンにメロンが入ってないことを知ったときよりもショックかも。歳いってから知っただけに。

 

6月14日(月曜) 深夜

 ようやく咳がおさまってきました。

 治るのに2週間もかかった…と考えると悔しいので、たった2週間で治ってしまったと思い直すことにします。

−−−

 今年の定期健診の結果が返ってきた。

 週末はいつも朝方まで飲んで酔っ払っているわりには、γ-GTPなどの肝機能はちっとも大丈夫なので拍子抜けするのだけれど、コレステロールが基準値より高いのがちょっと気になるところ。とくにHDLコレステロールというのが上昇しているので、一体なにかと思って調べてみたところ、善玉コレステロールとのことだった。

 善玉コレステロールはちょっと高いくらいのほうが長寿になりやすいらしく、もともと体質的に高い人たちは「長寿症候群」と呼ばれることもあるんだとか。

 ぼくの場合は体質的に高いわけではないし、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)も高めなので長寿症候群ではなさそうなのだが、「長寿」も度を過ぎると症候群になってしまうというのがなんだか可笑しい。標準から外れていれば、どんなことでも病気なのだ。

 なんでも標準圏内に戻すのが治療であるなら、長寿症候群なんかも積極的に治療して、90歳くらいまでには死ぬようにすべきなのかもしれませんね。

 …もしも「不老不死症候群」なんていう奇病が現れたら、自分で治療してしまう人が続出するかもしれませんが。

 

6月11日(金曜) 深夜

 咳は夕方まではあまり出なくなってきました。でも夜になるとゲホゲホ。

 それはさておき、よく分からないフレーズが突然頭に浮かんで、どうにもならなくなることがある。たいていの場合、「なんじゃそりゃ!?」と首を傾げたくなるようなフレーズで、自分でもテンでわけが分からない。たとえば……

 「カレンダー猫」
 「荒くれタワケ者の挽歌」
 「カマドウマ戦略」

 こんな具合のフレーズが頭の中でリフレインし始めるから性質が悪い。仕事していても頭の中では「カレンダー猫」、人と大切な話をしていても頭の中では「荒くれタワケ者の挽歌」、トイレでおしっこしていても頭の中では「カマドウマ戦略」。ああ、なんの因果でこんなことに!?

 そして本日のフレーズは"Feel the bank"。銀行を感じなさい。

 なんだなんだ、どうして"Feel the bank"なのだ?? 銀行なんて普段ほとんど行くこともないし、ましてや感じることなんて皆無と言っていい。そもそもどうやったら、銀行を「感じ」られるのか。「感じ」たらなにかいいことがあるのか。

 考えれば考えるほど、あまりのナンセンスさにくらくらしそうになってくるけれど、それでも頭の中では"Feel the bank"のフレーズがずっとリフレインし続けていた本日でありました。

 Feel the bank!!

 

6月10日(木曜) 深夜

 いまだに咳がおさまらず。

 それはさておき、最近ダイエットを兼ねて、肉料理メインだったのを魚料理メインにするよう心がけている。ただ、いざ作り始めてみると、魚はうまいし酒に合うしで、気がつけばついつい品数を作りすぎてしまう習慣がついてしまって。

 今日の夕食などはこんな感じにて。

 アジの南蛮漬、鯛のあら汁、鯛の酢昆布〆、青唐とじゃこのタイタン、いかのわた煮…あたりまでが魚ラインナップで、それに撲殺キュウリと小松菜の煮浸し、カブの浅漬けが加わっている。こうなると日本酒が出番を迎えるのは当然で、つい1合2合といってしまう。考える までもなくカロリーオーバー。

 とくに、いかのわた煮はすっかり気に入って毎日のように食べているのだけれど、調べてみたらいかってコレステロールが高くて食べ過ぎに注意だそうで。

 こうなったら牛肉ダイエットに切り替えるか。高いからちょっとしか買えない。

 

6月8日(火曜) 深夜

 風邪を治すのあきらめました。一週間たばこも吸えず。

 それはさておき、本日のグラス。

 安心・安全、「使えるグラス」。たしかに普通に使えそうです。

 要は、食パンみたいなものってことでしょうか。使えるグラス。

 

6月7日(月曜) 夜

 まだ風邪すっきりせず。

 それはさておき、我が家を訪れた知人友人から「大名」扱いされることが続いて困惑している。大名というのは、「魚の大名おろし」(中骨に肉がついたまま切り落とすのが贅沢なのでこのように命名されている)とかで言うところの大名である。

 発端はウチの台所だった。

大名キッチン

 これを見た知人が一言、「なんちゅう使い方しとるんや…。大名キッチンやね」。

 引っ越すときに台所まわりが広い物件を選んだので、一人暮らしにしてはそれなりに贅沢なのかもしれないとは思っていたのだが、そういうことではないらしい。こういう作りのキッチンなら普通、背後のスペースに大きな食器棚やキッチンボードを置いて快適に使うものなのに、小さなラックをちょこんと置くだけでやっているというスペースの無駄遣いが、なんとも大名だというのだ。

 そのときは、へぇそんなもんか位の感じで聞き流していたわけですが。

 今年の3月頃、我が家に友人を招いて飲み会をしていたとき、寒いのでコタツを入れようということになり電源を入れたとたん、「このコタツなに!? 大名コタツやわ!!」と言われてしまったのだった。

大名コタツ

 掛け布が大きくずれてコタツ下部から空気が入り放題になっていたのだが、これが贅沢すぎるというので再び大名扱いされてしまったという次第。

 昔の大名はこんな暮らしをしてたんでしょうかねえ。キッチンには小さなラックしか置かない、コタツの掛け布は大きくずれっぱなし。…なにか違うような気もするけれど、皆が羨むような生活をしているようなので、このライフスタイルを謳歌したいと思います。

 

6月4日(金曜) 夜

 …とか調子こいてたら(昨日の日記参照)、あれからまたぶり返して苦しんでおります。我ながら、ざまみろである。

 それにしても喉が荒れて咳は出るし、熱っぽくて身体はしんどいし、抵抗力が下がっているのか口唇ヘルペスや口内炎までおいでなさるしで。解熱剤は飲まないくせに、ヘルペスが出たら即刻、抗ウイルス剤飲む。あとここ数日、やむなく禁酒禁煙。ちょっとした楽しみが奪われると、生活がとたんに色あせますな。

 喉が荒れていて乾燥した空気を吸うのがつらいので、家では水で湿らせたガーゼマスクを着用しているのだけれど、せっかくなので水のうえからエチルアルコールをちょっと垂らして、呼吸をするたびにアルコールを摂取できる仕組みにしてほろ酔いを楽しんでます。ガーゼの消毒にもなるし、一石二鳥やがな! というわけで。

 こんなことしてるから、いつまで経っても治らないんでしょうか。 

 

6月2日(水曜) 夜

 昨日から急に39度台の熱が出て、すっかり参っておりました。

 周囲は医者に行けというけれど、こうもしんどいと行く気力が出ないし、無理して行ったところで体力を消耗するだけだろう。それに、行った医者から「風邪ですね」と言われたら、それこそ無駄足以外の何物でもないではないか。

 自分でもきっと重めの風邪だろうと思っていたので、自宅で「高熱療法」(解熱剤を飲まずひたすら布団にくるまって寝続ける)を続けていたら、ほぼ1日で平熱にさがったのでよかったよかった。

 ちなみに当初から喉の痛みは続いてるんですが、これってやはり風邪なんですかねえ?

−−−

 風邪だの熱が出ただの言うと、みんな好き勝手な原因を推測するから楽しい。

 「仕事のストレスが続いてたんじゃない?」
 「週末に映画観にいったんだって? きっとそれだよ。もらったんだよ」
 「窓開けて寝てるから、寝冷えしたんだと思うよ」
 「ていうか、週末飲みすぎて酔っ払って免疫力が下がってんだろ」
 「ラーメン屋の店員からもらった気がするんやけど…」(←ぼくです)

 こんなこと、いくら議論したって分かるわけないのに、みな真剣に追究してくれるから申し訳ないというかおかしいというか。そのどれもが無関係かもしれないし、そのどれもが少しずつ関係しているのかもしれないのだから。

 世の中たいていのことは、いくら原因を探しても基本的に「分からない」のかもしれません。それを分かろうとするから、こじつけの理由が犯人になる。

 

5月31日(月曜) 深夜

 本日の殿方。

 長髪なのでヘビーメタルの人かと思えば、Tシャツは"PUNKS NOT DEAD"だし、カバンにはジッタリンジンの文字が。一貫性がないというか守備範囲が広いというか。

 これで携帯の着メロが演歌だったりしたら、もう何がなんだか分かりません。

 

5月28日(金曜) 深夜

 この世で最もイタいことって何だろう。

 …と考えていて思い至ったのは、「自分の賞(アウォード)を作って勝手に誰かを表彰する」。

 誰かの名前が冠された賞としては、三島由紀夫賞とか吉川英治文学新人賞とかいろいろあるけれど、たいていは本人の没後に出版社なり財団なりが創立したものである。しかしそれを、本人自らが生前に作るとなれば、相当な覚悟がいるのではないか。

 たとえば、「田村で金」「谷で金」「ママでも金」そして「議員で金」と今をときめく谷亮子さんが突然、「YAWARAアウォード」(「谷亮子記念賞」でもなんでもいい)なんぞを立ち上げ、スポーツ界で活躍している後輩たちをのべつまくなしに表彰し始めたらどうだろう。賞金30万円とか、これまた微妙な額だったりで。

 どうなるかは分からないけれど、おそらくいい結果にはつながらないと心から思う。受賞拒否者が続出すること、アンチ谷亮子の人数が数百倍に増えることはほぼ確実だろう。

 恥ずかしいことがお好きな向きは、自分の名前を冠したアウォードを想像してみてください。ステッグマイヤー名倉賞……こうして書いてみただけで顔から火ィ出そうです。ひぃぃぃー、恥ずかしいぃー!!

 

5月27日(木曜) 深夜

 伏見のほうに引っ越して以来、ポケットティッシュを自前で買っている。

 四条河原町の界隈に住んでいた頃はそれなりに都会だったので(といっても所詮は京都だけど)、街を歩けば毎日のようにティッシュ配りが行われていて、そりゃあもうポケットティッシュ・バブルとでも言うべき暮らしを無料で謳歌していたのだった。大漁の日などは一日で4つ5つと入手していたのを昨日のことのように思い出す。

 それだけに、持参のポケットティッシュといえば消費者金融もしくはカラオケ屋のものと決まっていた。自前の純正ティッシュを使っている知人を見るたびに、うわーハイクラスな人だ! と密かに劣等感を抱いていたのだった。

 しかし、ローカルな伏見に引っ越すと状況は一変。近所を歩いていてもティッシュ配りなど皆無なので、これまでの備蓄はアッという間に底をついてしまった。

 ときどき四条河原町のほうに出向いたときなんかにティッシュ配りを見つけると、絶対もらい損ねないよう、前を歩く人との間合いを鬼気迫る表情で微調整しながら入手していたのだが、数週間に1個か2個ではとても追いつかないんである。

 そんなわけで、気がつけば自前の純正ティッシュを使う立場になっていたわけでありますが。

 今度は、ティッシュ配りでもらうポケットティッシュを使っている知人を見るたびに、うわー都会の人だ! と密かに劣等感を抱いている自分がいて。

 どんなときも隣の芝は青く、隣人のポケットティッシュはまぶしいというお話でした。あまりにもスケールの小さい話で、我がことながら物悲しい気持ちになってまいりますけれども。

 イチロー選手なんかも意外と、こういったことで日々悩んでたりするんでしょうかねえ。同い年だし。

 

5月25日(火曜) 深夜

 いま住んでいるマンションは、ゴミを管理業者が処理することになっている。

 京都市指定の有料ゴミ袋を使わなくていいので、当初はやったーと思っていたのだけれど、今月からルールが変わって、「透明なゴミ袋に入っていないものは処理しません」ということになってしまった。

 ルールはルールで、不透明な袋に入っているゴミは本当に持って行ってもらえないのだ。

 …というわけで、いったんスーパーの袋に入れたゴミを再度、透明な袋に包んで出している始末(こうすればちゃんと持って行ってくれる)。

 まるで不条理コントのようなのだけれど、住民のみんながとくに文句も言わず、こんなルールに従っているのがちょっと楽しい。ぼくもその中の一人ながら。

 

5月24日(月曜) 深夜

 週末はしこたま天ぷらを作って、しこたま原酒を飲んで、しこたま寝たら終わりました。

 ちなみに原酒というのは、近所の直販店(富翁)の地酒で、量り売りしてくれるのでもちろん一升購入しています。

 この直販店というのがまた商売っ気のない店で、頼んでもいないのに大きなぐい呑みで3種類も4種類もくらい試飲させてくれたり、景品としてカップ酒をくれたりするんですが。

 地酒の銘柄によっては醸造アルコールが添加されていることに気づき、どうしてなのか理由を尋ねたところ。

 「アルコールを入れることで、ぼんやりした風味をシャープにするというのと、あとアルコール加えたらそれだけ量が増えまっしゃろ。かさ上げですわ」

 …確かにそうなのかもしれないけれど、ここまで赤裸々な話を聞きたかったわけじゃなくて。商売っ気なさすぎです。

 

5月21日(金曜) 深夜

 いつも読んでいる個人ブログや個人サイトの多くが、近ごろあまり更新されなくなってちょっとさみしい。

 でも考えてみれば、どんな現象だって、多く見られるようになれば立派なブームだ。

 最近のマイブームはブログを更新しないことで〜す! とか、全国的なサイト放置ブームが訪れております! とか。

 この日記も少しずつ、ブームに乗じつつありますので、ある程度のトレンディーさを保っておると愚考しております。

−−−

 全然関係ないですが、いま住んでいるマンションの鉄筋から時折、「メリメリッ!」とすごい音がするのでびっくりします。

 風水によれば「幸せを呼ぶ良い兆候」らしいんですが(ウソです)、世の中いろいろ刺激的です。

 

5月20日(木曜) 深夜

 本日のズッキーニです。

 野菜が安いので足しげく通っている近所のスーパーにて。

 奥から順に、ししとう100円、伏見甘長とうがらし298円、万願寺とうがらし298円、ズッキーニ100円というラインナップ。とりわけお買い得なのは、1本100円のズッキーニである。よっしゃ!!

 …と喜び勇んで駆け寄ってみたところ、

 このスーパーでは、ズッキーニは青とうがらしのことでした。

 まァどちらも野菜なので、いちいち目くじら立てるほどのことじゃないのかもしれませんが、期待させられてから落とされるというのは、いつの歳になってもこたえるものですな。落胆のあまり、帰りになぜかコロッケを買ってしまいました。

 

5月18日(火曜) 深夜

 人類は地球上にはびこる害虫のような存在だ。…みたいなことを言う人がいて、ときどきゲンナリさせられる。

 いやまァ、べつに何を言ったっていいのだけれど、害虫というのはあくまで人間にとって害があるからそう呼ぶのであって、人間がみずからのことを害虫扱いするのはあまりにも本末転倒だろう。

 それに、じゃあ地球にとって人類は害なのかというと、そういうものでもない気がする。

 人類が化石燃料を燃やしたり、放射能汚染を引き起こしたりしているのは事実としても、それが本当に「自然破壊」かというと難しい。惑星なんて当初は大気もなく放射能だらけの宇宙空間だったはずだし、その次に現れた原始大気はほとんどが二酸化炭素だったと聞く。

 地球にとってみたら、「以前はせっかくスッキリした姿やったのに、海藻やら植物やらがはびこったおかげで、大気やらオゾンやら鬱陶しいもんを身にまとうハメになってもうたんやっ!」みたいな話かもしれないではないか。

 ぼくだってべつに本気でこんなこと思ってるわけではない。エコのことを考えるのもそこそこ大切だと思っているつもりだ。

 ただ、「人類は害虫なんだよ!」みたいな自己批判をして、なんとなくみんなより高いところから物事を見渡しているような雰囲気を醸し出そうとしている人たちには、心のカメムシを彼らの自宅に郵送したいような気持ちになってくるのでありました。

 まァ、ひとくちで言うと同類嫌悪なのかもしれませんが。

 

5月17日(月曜) 深夜

 本日の1239段です。

 ものすごく位が高いのかといえばそうではなく、9段なわけですが。

 加藤一二三さんにも4段時代があったはずで、当時は「加藤一二三四段」という冗談みたいなことになっていたんでしょうな。

−−−

 先日、「ブイヨン」という名前の犬がテレビに登場していた。

 「ブイヨ〜ン!」と呼ばれると尻尾をふって飼い主に駆け寄る愛くるしい子犬だったのだが、ブイヨンといえば肉汁スープのことである。言ってみればこれ、自分の名前に「ポシンタン」と付けられているようなもので、まるで将来煮込まれる前提みたいでなんだか可哀想だ。

 ポシンタンという名前の犬が実際にいたら驚くけれど、略して「ポシ」とか呼んでいたら、周囲の人も全然分からないだろう。

 「ポシ〜、こっちおいで〜!!」
 「ワンワンッ!」

 

5月14日(金曜) 深夜

 世の中にはいろんな宗教があって、いろんな神様仏様が存在する。

 どの神様仏様も、万事を卓越していたり、全知全能だったり、悟りに達していたりして、一言でいうとすごい。宇宙スケールですごいと心から思う。すごすぎて、ぼくのような凡人にはなにがどうだかよく分からないくらいである。

 ただ、それだけすごい存在なのに、どの神様仏様も、人類にだけ罰とか試練とか助けとか赦しとか、いろんなことをチマチマお与えになるのが不思議でならない。卓越して全知全能で悟りに達しておらえるような存在であれば、人間なんかにそうそう構ってられないんじゃないだろうか。もっとドーンと構えておられてしかるべきではないだろうか。

 人類が核戦争を起こしたところで、天のうえの神様仏様はちっとも興味なくて、「あ、そう。それより昼寝がしたいわい」みたいな反応かもしれないし、本当に全知全能であればこそ、そういった卓越した態度でいらっしゃるような気がするのだけれど。

 ぼくがもし新興宗教を立ち上げるなら、こんな風にしたい。

 「我らの神は、人類のことなんてどうでもいいくらいスケールが大きいのであります! ですから、いくら祈ってもお布施しても、なーんにも変わりません。そのくらいすごい我らの神を、ともに信じましょうぞ!!」

 …やっぱり、なんらかの形で自分の得になる神様仏様でないと、誰も信じてくれませんかねえ。

 

5月12日(水曜) 深夜

 ブログに乗り遅れたかと思えば、ツイッターにも完全に乗り遅れて、気がつけば周囲のほとんどがツイッターしてる。

 漠然とした悔しさがあるのは事実で、恥を忍んで言うと、そのせいで依怙地になっていまだに登録してないという面もある。その一方で他の人のツイッターはちょくちょく拝見していて、平成っぽく言うと、いわゆる「リード・オンリー・メディア」ってるわけだ。

 ただ、もしツイッターに登録したら、「〜なう」っていうやつを是が非でも使いたい。誰しもが一度は考えることかもしれないが、なんでもかんでもギャップ狙いで「〜なう」と申し伝えたい。

 こんなこと言ってるくらいだったら、すぐ始めりゃいいのに。…と思うも一向にしないフットワークの重厚さのおかげで、いろいろ人生しょうもなくなってる気がします。

 そんな気がするのですなう! 高校生の頃、ブランドの"NAUTICA"をナウシカと読んでましたなう!!

 

5月11日(火曜) 深夜

 買う気もないくせに物珍しさだけで、3Dテレビを一目見てみようと近所の電器屋に。

 足を運んでみたら期待通り、3Dテレビがうやうやしく展示されていた。

 そのままで見ても画像が二重にブレて、自分の眼が乱視になったかのような感覚なのだが、備え付けの専用メガネを装着すると立体になって見えるらしい。

 さっそく試してみたところ、たしかに映像が飛び出してくる感じがあっておもしろい。ステレオ写真にあるような、立体物が平面っぽくペラペラしてしまう違和感もないし、予想以上に自然な立体感である。

 で、せっかくなのでこの画をデジカメに納めておこうと思い立ち、専用レンズ越しにシャッターを切ってみたのが下の写真。ババーン、これが3Dテレビの世界ですっ!!

 …己の莫迦さ加減に気がついたのは写真を撮ってからでした。デジカメで撮った画像が立体的に見えたら、3Dテレビなんて要らしまへん。

 

5月10日(月曜) 深夜

 突然イカが食べたくなり、スーパーで生スルメイカを衝動買い。

 ちょうど小芋が余っていたから煮物にしようと考えて帰宅し、台所でイカをさばこうとして進退窮まってしまった。

 普通の煮物にすべきか、ワタ煮にすべきか!?

 新鮮なイカなら墨とワタを入れて煮ると滅法美味しいのだが、古いイカだと墨やワタがいたんでいる場合がある。今日買ったイカは値引き品ではなかったし、そこそこ新鮮そうだったのだけれど、自分の「イカを見る眼」にまったく自信がない。これが新鮮なのか古いのか、正直よく分からないんである。

 ワタ煮にしたほうがなんともいえないコクが出て旨い。でも、いたんだワタを入れてしまうと台無しになってしまうし、ワタを入れない普通の煮物でもそれなりには美味しい。ハイリスク・ハイリターンを取るか、ローリスク・ローリターンを取るか!?

 …こうしてすっかり固まったまま思索すること十数分。まな板に常温で放置していたらそれこそイカがいたんでしまうことにふと気づき、ああもうどうにでもなれ!! とばかりに作った結果は案の定、ワタを入れない普通の煮物でした。己のキンタマの小ささを再確認した本日。

  今度こそ、死ぬ覚悟でワタ煮を作ろうと思います。

 

5月7日(金曜) 夜

 このまえ実家に帰ったときの写真を何枚か。

母が最近、乾燥剤を貯めはじめました。理由はやはり「いつか使えるかもしれんやろ」とのこと。乾燥剤ってこんな風に置いてたら、部屋の湿気を吸ってハイ終わりな気がするんですが、なんとなく言い出せませんでした。
 
専用の郵便物入れが台所に出現! 蓬莱551の紙袋を用いてるのは、きっと赤くて郵便局っぽいからでしょう。家族しか使わないのに「郵便物入れ」と書いてあるところが、我が親ながら素敵です。
 
趣味でクラフトを始めたらしく、手製のマグネットがいくつか登場。木片にマジックペンで顔を描いていあるようなのですが……あまりにプリミティブな表情に、これまたクラクラさせられます。

 

5月6日(木曜) 深夜

 たいていのことは携帯電話で調べられる時代になってきた。

 たとえば何人かで喋っていて、「ところで万引きの語源ってなんだろうねえ」といった話題になったとして。その場の誰もが答えを知らないとき、だいたい一人くらいは携帯サイトで調べて報告してくれたりする。

 「万引きは商品を間引いて盗むことから、「間引き」が語源で撥音「ん」が入ったんだって。ちなみに、万引きの『万』は当て字らしいよ」

 なかには見栄を張って、いかにも答えを知ってるような素振りをして、トイレかどこかでこっそり携帯サイトを見てくる輩もいるんではないか。「万引きの語源、みんな知らないの? そうなんだー。じゃあオレ、ちょっとトイレに行ってくるから、そのあいだにみんなで考えてみなよ!」とか言って。

 携帯さえ持っていれば、みんな歩く辞典である。歩く辞典の価値って、この先どうなるんでしょうねえ。

 

5月5日(水曜) 深夜

 ゴールデンウィークは大阪・鶴橋界隈で飲み呆けていたため、全くと言っていいほど更新できませんでした。

 一度も更新してないので、全くと言って全く構わないんですが、「全くと言っていいほど」と書くと、ちょっとは更新したみたいな感じになるのでいいですね。

−−−

 鶴橋で撮った写真でも。

京橋駅にて。中年男性がトランクケースを広げて「手芸用品各種、100円均一!」と頑張るも、買う人は全くおらず。
 
メタリカならぬモリシマ。よほどのメタリカファンなのだろう、最初の「M」と最後の「A」がメタリカと同じであることに気づいた森島さんの嬉しさがビンビン伝わってくる気がします。ただ、ここで髪を切ってもらいたいかどうかは微妙なところ。
 
エステティックサロン「豊満」。一瞬、風俗産業系の店かと思ったけれど、カネボウとあるから普通のエステなのだろう。痩身ではなく豊満!と言い切るところが、現代の過剰なダイエット志向ではなく縄文時代みたいで素晴らしいと思います。
 
鶴橋駅のガード下で売られていた「魔法の汁」。かけるとどんな魔法が現れるのかは書いてありませんでしたが、きっと戦争のない世界が訪れたり、料理に味がついたりするのでしょう。ぼくは魔法を信じないほうなので、買うのは控えましたけれど。
 
鶴橋でキムチをしこたま買って帰り、キムチチャーハン、チヂミ、韓国サラダ、キムチというラインナップで焼酎を飲みつくしました。鶴橋のキムチは滅法旨いのですが、買ったばかりのときは漬かりが浅く、むしろスーパーのキムチのほうが旨いくらい 。なのに一週間くらい待つというのがどうしてもできず、食べてしまって後悔というのがいつものパターン。

 


およそ番目です。   

2010年4月のプチ日記 

Otearai Webの表紙へ